やまびこ事務所 「法カフェ」|ブログ

司法書士法人・行政書士やまびこ事務所:八雲町
やまびこ事務所ブログ

>2月>2015

やまびこ事務所 「法カフェ」

講師のお仕事も、時々依頼が来るようになってきました。

人前でしゃべるって、大変。
わかりやすいよう心がけてお話してますが、まだまだ自分のスキル不足を感じるばかりです。
機会があればどんどんチャレンジして、経験を重ねていい講師になりたいなと思っています。

先日、吹雪に閉ざされた山奥の町内会館で、講師をしてきました。

お茶とお菓子をお供に、なごやかな「法カフェ」を。

ご婦人方に楽しんでいただけたようでした。

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函館蔦屋書店にて、イベントやります。

2015年2月15日 (日)11:00〜12:20
函館蔦屋書店 1F文化教室
『おとな予備校-30代40代の為の法サロン』
〜現役司法書士と語る知っておくと役に立つ法律〜

司法書士と、コーヒー片手におしゃべりしに来ませんか?

知っておくと役に立つ法律マメ知識を仕入れたい方、
この機会に普段から気になっていることをちょっと聞いてみたい方、
司法書士ってどんなことをやっているのか興味ある方。
堅苦しくない座談会形式ですから、お気軽に参加してください!

たとえば・・・
マイホーム購入に伴う諸問題→住宅ローン、夫婦で連帯債務?親からの援助がある場合は?
住宅ローン→もし払えなくなったら?
相続→親がなくなったときには?
などの事例を紹介しながら「こんな時はどうしたらいいのか?いざという時に知っておくと役に立つポイント」を講義ではなく、法律相談会でもなく、気軽な雰囲気の会話形式で司法書士と語り合う場です。

司法書士ってこういう人なんだ、という部分を感じていただけたら幸いです。

前回の20代30代おとな予備校に続く、函館司法書士会主催の法サロン第二弾です。
30代40代向けとありますが、年代問わず、どなたでもウェルカム。
当日の飛び入り参加もOKです。(定員あり。予約先0138-27-0726)

たくさんの方のお越しをお待ちしています♪

イベント詳細:http://www.hakodate-t.com/event/4237/

司法書士といのちの問題

研修会に参加してきました。
テーマは、「自死問題」。

日本の年間自殺者数は、ここ18年もの間ずっと、3万人強という数字が続いています。
東京マラソン参加者は、約3万人。
毎年、テレビで見るあんなに沢山の方々を更に上回る数の人が、1年間に自殺で亡くなっているのです。

こんなにも「生きづらさ」を抱えてしまった現代においては、自殺者を減らす為に何をどうすべきか、そして、遺されてしまった子どもたちなど遺族の苦しみにどう対処すべきかは、人ごとにはしておけない重要な課題です。

その取り組みとしての自殺対策基本法を受け、日本司法書士連合会も長年力を入れて自死問題に対して活動してきました。
司法書士の業務と自死問題は、直接関係のないように見えて、実は深い根っこの部分で繋がるものです。
生活苦や家庭問題、労働問題、多重債務など人の悩みに関わる司法書士の執務現場は、まさに自殺予防、遺族支援の現場。

目の前の相談の背景にある問題は何か。
その人のサインに気づくことができるかどうか。
遺族の心の痛みや苦しみに、無神経な介入なしにちゃんと寄り添えているか。
どのようにして見守り、しかるべき専門家に繋げていったらよいか。

法律家として人として命ときちんと向き合うためには、そんなことを意識しながら、適切な情報提供や助言を行えるよう常に自己研鑽しなければと思いました。

☆北海道いのちの電話 ℡011-231-4343(毎日24時間)

☆こころの電話相談(全国統一ダイヤル) ℡0570-064-556
 (北海道:月~金9:00~21:00、土・日・祝10:00~16:00)

☆函館いのちのホットライン ℡0138-32-1548 
 (開設日は毎週月曜日と金曜日の17:30~20:30)

☆函館市役所市民部くらし安心課 ℡0138-21-3160
 (電話は月~金曜日の8:45~17:30、面談は月~金曜日の9:00~16:00)

☆函館司法書士総合相談センター ℡0138-27-2345
 (火曜日10:00~16:00 無料相談・予約制)

☆自死遺族のつどい 
 毎月第二土曜日(8月を除く)14:00~15:30 函館市総合保健センター
 詳しくは「自死遺族のつどい 道南わかちあいの会あかり」ホームページhttp://dounanakari.web.fc2.com/

以下は、函館市自殺予防パンフレットより(平成24年4月1日時点)。

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